モニター誘導の種類
左右肩側の電極は、鎖骨の下付近に貼付することで筋電図の混入を少なくすることができます。筋電図混入が著しいような場合には胸骨角付近に付けることで改善できます。
第II誘導
標準の誘導で、最も一般に用いられています。
MCL1誘導
胸部誘導のV1波形は、P波の波形が観察し易いことや、脚ブロックや心室期外収縮の起源の判定などができます。V1波形に近似するため、R波より下向き波形のS波が大となり、心電図の波形は下向きが深い形になります。
MCL5誘導
心筋虚血に伴うSTやT波の変化を捉えたい場合には、この誘導が適している。
NASA誘導
筋電図の混入が最も少ない誘導法である。この誘導もP波の鑑別がしやすい特徴があり、波形はV2やあるいは第Ⅲ誘導波形に近似します。
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