脚ブロックと心室期外収縮における興奮伝播の共通点
左脚ブロックでは、心室内の興奮は、左脚が通れないため、右脚側を通過します。その結果、右室が先に興奮し左室が後に続く関係になります。一方、右室起源の期外収縮は、右室側で早期興奮が生まれることで、右室が先に興奮し左室がそれに続く関係となります。そのため、左脚ブロックと似た伝導様式を示します。
右脚ブロックでは、心室内の興奮は、右脚が通れないため、左脚側を通過します。その結果、左室が先に興奮し右室が後に続く関係になります。一方の左室起源の期外収縮では、左室側で早期興奮が生まれることで、左室が先に興奮し右室がそれに続く関係となります。そのため、右脚ブロックと似た伝導様式を示します。
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