電気的活動
- 心筋細胞には、仕事を行っている最中に、他からの仕事のメッセージに対して全く反応しない性質があり、この時期を不応期という。
- 心電図上のT波の頂上付近は絶対不応期から相対不応期へ移る時期で、この頃に心室が強い刺激を受けた場合、心室頻拍や心室細動のような危険性の高い不整脈が誘発されることがある。これをR on Tと呼んでいる。
心筋には、脱分極を生じている間は、そこに新たな刺激を加えても反応を示さない特性がある。この期間を不応期という。
- 絶対不応期
- 絶対不応期は、いかなる強い刺激を与えても反応しない時期である。
- 相対不応期
- 相対不応期は、比較的強い刺激である場合には反応する。
図の解説
心室のスタッフは、仕事が出来るとなると誰の命令でも受けて、すぐに仕事を始める。
一旦、仕事が始まると、今度は誰の言うことも聞かなくなる。
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